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Mar 21, 2016

WAVE×ALSTROeMERIA - SUSANOWO SYSTEM -rune of Sun disk- 歌詞 / japanese lyrics

—故(かれ)避追(やら)はえて、出雲國(いづものくに)の肥(ひ)の河上(かはかみ)在(あ)る鳥髪(とりかみ)の地(ところ)に降(くだ)りましき、
—此の時(おり)しも箸(はし)其の河より流れ下りき

十拳劒(とかちのつるぎ)抜きて

斬り散らす大蛇(おろち)、姿無くとも
厳(いか)つ霊(ち)の果てに隠れて
量(はか)りの狭間に逃げ込もうとも
八重の草那藝(くさなぎ)は斬り割く

—故(か)れ告(の)りたまへるまにまにして
—如此設(かくま)け備へて待つ時に、其の八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)

目醒めた筐(はこ)の中焦がしゆく厳(いか)つ霊(ち)の糸の端
交わした約束と駆け巡る、久方に舞い行く

—神代もとほく跡やふりぬる
—出雲八重(いづもやへがき)垣伊豆毛夜幣賀岐(いづもやへがき)

—すさのをのみこと
—祈るともなく越えて
—波の八重垣
—思ひあれば
—へだつる雲も無し
—たづぬれば神代
—大和言の葉辿る
—音に八重垣
—今宵ばかり
—量りの狭間なり

—信(まこと)に言ひしが如來(ごとき)つ。乃(すなは)ち船毎(ふねごと)に己(おのもおのも)
—頭(かしら)を垂入(たれ)て、其の酒を飲みき。ここに飲み醉ひて留まり伏し

十拳劒(とかちのつるぎ)抜きて

斬り砕く敵は、姿無くとも
映る厳(いか)つ霊(ち)を抜き去り
遍(あまね)く剣は、此処に届かず
八重の草那藝(くさなぎ)は斬り割く

—故(か)れ其の中の尾を切りたまふ時に
—御刀(みはかし)の刀毀(はか)かす、都牟刈(つむかり)の太刀あり

名残を、箱庭にて憐れむ神の代(よ)を偲びて
果たせぬ約束は今叶う、三柱(みつはしら)舞い征く

—神代もとほく昔語りを
—見るぞ畏(かしこ)き伊豆毛夜幣賀岐(いづもやへがき)

—すさのをのみこと
—祈るともなく越えて
—波の八重垣
—思ひあれば
—へだつる雲も無し
—たづぬれば神代
—大和言の葉辿る
—音に八重垣
—今宵ばかり
—量りの狭間なり

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